在英12年目、翻訳・通訳関連会社にてコーディネートやマーケティングなどを担当している津村由紀子と申します。 イギリスで働くようになって7年が経ち、小規模の会社でもあるので、現在は現場の責任者として、様々な業務を任せてもらえるようになり、プロジェクトの企画や運営などもさせてもらっています。

仕事内容には満足していたのですが、40歳を迎えた時、ふと「このままでいいのだろうか」という疑問を持ちました。いわゆる「目標」や「夢」のようなものはあるのですが、日々の業務に追われて、それらが何も実現していない、そしてこのままだったら実現させることは出来ないのではないかと思い始めたときに、「コーチング」の存在を知りました。

一般的に言われる「自己啓発セミナー」のようなものは苦手なのですが、コーチングは「答えはすでに自分自身の中にある。セッションを通してそれを見つけ出す、引き出すお手伝いをする」ということなので、受けてみようと思いました。

受けると決めたものの、カウンセリング的な1対1のセッションはこれまで受けたことがなかったので、最初は緊張、そしてとまどいがあったのですが、余計な心配でした。 五味コーチの人柄だと思いますが、まるでカフェで友人たちとちょっとチャットするような感じでセッションは始まったので、すぐに緊張も解けました。 でも、やはり友人同士の“お悩み相談”は違い、気楽な感じの会話の中から、五味コーチをいろいろな「私」を引き出してくれました。

一番良かったなと思うところは、「これまで頭の中で考えていた事を、声に出してみる」ということです。 自分で分かっていたつもりだったのですが、それを声に出して、さらに相手に伝えてみることで、今まで気づかなかった矛盾点や、それまで以上にいい考えが浮かんだりして、「あ、これってこういうことだったのか」とか「私って、こういう人だったんだ」といった発見が毎セッションでありました。

仕事の愚痴や、恋のお悩み相談的なことは友人などには話せますが、「生き方」とか「目標・ゴール」といったようなことはなかなか話すこともなかったので、コーチに聞いてもらうことは、最初はそういったことを話すのが、ちょっと恥ずかしい感じもしましたが、慣れてくるとどんどん言えるようになってきて、セッションも時間オーバーするくらいになってしまいました。五味コーチは時間がオーバーしても嫌な顔もせず、最後までお付き合いしてくれて、とても嬉しく思えました。

コーチングを通して、自分の“強み”が確認できたことは、最大の収穫でした。ある程度、自分の強み・弱点的なことはわかっていたつもりでしたが、コーチングを受けて、それがはっきりと自覚でき、自覚することでそれをより効果的に使えるようになりました。

私の場合は、いわゆる「社交性」が強みなのですが、これまでも社交性は高いほうだと思っていましたが、自覚することでその社交性をコントロールできるようになったと思います。 お客様・クライアントとのやりとりの際も、相手が何を求めて、どういうタイプの人で、どういうふうに話やメールでのやりとりを進めていくのがいいかを意識することで、より確実に相手を把握し、ニーズに応えることで、契約の成立や仕事上の提携が結べるようになってきたと思います。

またこういった「人とのつながり」が広がってきたので、異業種の方とのコネクションができたり、ピンチの際にはアドバイスやサポートいただける人がいたりと、仕事以外でも広がりが見えてきています。

正直なところ、半信半疑で受けたコーチングでしたが、いろいろな発見がありました。

おそらく、自分自身にはまだいろいろな可能性があると思っています。仕事においてもプライベートでも、今後の自分がとても楽しみです。

津村由紀子